NEWS
ニュース
平岡専任講師の論文が『BMC Pregnancy and Childbirth』に掲載されました
- メディア
- 教育・研究
心理学科の平岡大樹専任講師の研究論文が,2026年7月に国際学術誌『BMC Pregnancy and Childbirth』に掲載されました 。
論文タイトルは「The impact of labor induction in vaginal delivery on the development of mother-to-infant bonding and the mediating role of breastfeeding practices: the Japan Environment and Children's Study」です 。
環境省が実施する「エコチル調査」の大規模データを分析し,お産をスムーズに進める「分娩誘発」や「人工オキシトシン」の使用が,産後の母子ボンディング(母親から子どもへの情緒的結びつき)の推移にどのように影響するかを調査しました。
研究の結果,人工オキシトシンを使用した場合は産後初期(1ヶ月・6ヶ月時点)に子どもへの絆感情の形成にわずかな難しさを感じる傾向があるものの,産後12ヶ月(1年)が経過する頃にはその影響は消失することが分かりました(添付画像を挿入してください)。
本研究は,出産時に医療的介入を受けた母親へのケアの重要性を示すとともに,「産後の不安は育児経験を重ねる中で自然と和らいでいく」という子育て家庭の安心につながる実証的な知見を提示しています。

論文はオンラインで無料公開されていますので,ご興味のある方はぜひご覧ください。
▼書誌情報
Hiraoka, D., Tachi, A., Takahashi, Y., Kato, S., Ito, Y., Ohya, Y., Saitoh, S., Sugiura-Ogasawara, M., Kamijima, M., & Japan Environment & Children's Study (JECS) Group. (2026). The impact of labor induction in vaginal delivery on the development of mother-to-infant bonding and the mediating role of breastfeeding practices: the Japan Environment and Children's Study. BMC Pregnancy and Childbirth, 1-10.
▼論文リンク(DOI)
https://doi.org/10.1186/s12884-026-09574-4