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2025年6月6日、本学の須藤教授が小林聖心女子学院小学校にて、兵庫県私立小学校連合会の学級経営部研修会での研修講師を担当しました。研修テーマは「現代の子どもたちが抱える『人間関係』－令和の親子、友だち、教師との関係から考える」で、近年の親子関係や友だち関係、教師と子どもの関係が、かつてと今でどのように変わってきていて、クラス内の人間関係にどのように影響があるかについて話題提起が行われました。

研修の後半では、参加された先生方同士の交流を行い、先生方が日ごろ子どもたち同士の関係づくりで「工夫していること」「難しいと感じていること」を書き出し、互いに共有しました。グループ内での共有後、全体でのシェアリングを行い、学年ごとの特徴や傾向について共有されました。質疑応答の時間には、現代における学校の果たす役割とは何か？といった根本的な問いについても話し合われました。

研修を通して、様々な学校で日々教育に携わる先生方同士での工夫や難しさ、対応例を共有することで、先生方にとって明日からの実践に繋がるヒントが得られていれば、と願っています。なお、本活動は、本学大学院人間科学研究科の附属施設である心理相談室のアウトリーチ活動の一環としても位置付けられています。