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木村教授が兵庫県消防学校で通信指令員対象の講義を担当しました
- 教育・研究
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消防の通信指令員は、市民からの119番通報を受信して質問や応急手当の助言をしたり、救急隊や消防隊を出動させたりします。ここでの対応は、私たちの命を守り、災害などの被害を抑える上でとても大切です。
この通信指令員を対象にした研修が、2024年12月9日(月)兵庫県消防学校で開催されました。研修には、兵庫県を中心に、京都府や和歌山県の消防職員の方が参加され、愛知県からも消防職員の方が視察に訪れていました。
本学の木村教授は、心理学の観点から119番通報の通報者の心理や、通信指令員の心理を解説し、研究知見を紹介しました。受講者の皆さんには熱心に参加いただき、最後に意見交換を行いました。
今の時期は、寒さや乾燥のため救急搬送や火災の件数が増える傾向があります。今回の研修が、そういった緊急通報での対応に少しでも役立つことを願っています。