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心理・行動科学科では、4年生を対象とした、公認心理師科目「心理演習」を行っています。
心理演習は公認心理師資格を有し、心理学的支援に関する実務経験のある教員3名が担当しています。学生は心理学的支援に関する基本的な知識・技能の修得を目的として、医療、福祉、教育等の領域における心理的援助の実際について、ロールプレイや事例検討を通して、学びを深めています。
須藤先生のご担当の授業では、心理相談室での心理的援助者として話を聞く基礎的な訓練を行いました。ペアになって3事例のロールプレイを行った後に、相手に安心感を与える話し方であったか、気持ちに沿った応答ができていたか等、セラピスト役（援助者）とクライエント役（相談者）を体験した学生が感想を出し合い、教員からフィードバックを受けて、自分たちの応答を振り返りました。学生たちは3つの事例を通して、援助者としての姿勢や対応などを実際的に学びました。