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木村教授が秋田県・通信指令研修の講師を担当しました
- 社会貢献
秋田県主催、秋田県消防長会と秋田県メディカルコントロール協議会の後援で、令和5年度 通信指令・口頭指導研修会が秋田県庁の災害対策本部室で2024年1月23日(火)~25日(木)の3日間開催されました。
この研修会は、119番通報を受信する通信指令員が救急要請に円滑に対応するためのコミュニケーション能力や、必要に応じた応急手当を助言するための専門的な医学的知識などの習得やスキルアップを目指すものです。
秋田県では通信指令員の育成に早くから尽力されているとともに、住民に対する119番通報の周知活動もされています。
例えば、秋田市消防本部では、火災や救急の場面で円滑に通報できるように市民を対象に119番通報のシミュレーション講座を行っています。
本学の木村昌紀教授は、秋田県総務部総合防災課からご依頼いただき、2024年1月25日(木)に「通信指令コミュニケーションスキル」というタイトルで心理学の講義を担当しました。
秋田県内で通信指令業務に関わる消防職員18名に参加いただきました。コミュニケーションの心理学の全般的なお話から、緊急時の心理、119番通報における通報者や通信指令員の心理、これまでの研究知見について解説しました。
参加いただいた通信指令員の皆さまに大変熱心に受講いただきました。秋田県の住民と通信指令員の皆様が、緊急時に円滑にコミュニケーションを行い、被害を抑え、多くの命が救われることを願っています。